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感情論的、日記的

極端に不定期更新です。

【疑問】ジャニーズはネット配信をやらないのか?

ネット配信って便利ですよね。

どうも。Tazzoです。

 

iTunes電子書籍YouTubeニコニコ動画、Huluなどコンテンツをインターネットからダウンロードする、あるいは視聴するという楽しみ方ができるようになって、ずいぶんと経ちました。

僕自身も、それらのサービスを多用させてもらってます。

とくにHuluはすばらしい。いまとなってはdビデオなどの類似サービスが増えて、各サービスが扱っている作品数の差異も軽減したので、差別化が難しくなっているようですが、それだけコンテンツのネット配信が一般化してきた証拠でしょう。

 

テレビ局も従来のように会員登録しなければ過去のコンテンツを観れない、という状況ではなく、放送終了から次回の放送までの1週間、会員登録無しで無料で視聴できるというサービスを始めています。

いわゆる「見逃し視聴」というやつですね。

 

見逃し視聴の魅力

改めて説明する必要はないと思いますが、「見逃し視聴」はすぐれものです。

急な事情で普段観ているドラマが観れなくなった。しかも録画予約していない。そんなシチュエーションになっても、見逃し視聴ができる作品であれば、ネット上で無料で視聴可能。

これほど有意義なサービスは、現段階での映像コンテンツ配信においては無いでしょう。

 

配信オリジナル番組

一方で、通常の、つまり会員登録が必要な配信サービスも、オリジナル作品を制作するなどしており、テレビ局が作るのとは違ったドラマや番組を楽しめるようになってきました。

Hulu、オリジナルのアートバラエティ番組「木梨憲武 Inspiration Only」配信開始 - ITmedia LifeStyle

Hulu、オリジナルドラマ配信へ--唐沢寿明さん主演「THE LAST COP」 - CNET Japan

WOWOWなど有料テレビ局がオリジナルコンテンツを制作して放送するというのは、数年前から行なわれてきており、またWOWOWとTBSが共同制作した「ダブルフェイス」や「MOZU」のように、前篇(あるいはシーズン1)を民放で流し、後篇(あるいはシーズン2)を有料テレビ局が流すというモデルも出てきました。

上記に挙げたHuluの例も、ドラマのほうは7月からのクールで日テレでも放送されることが決まっています(日本におけるHuluは日テレ傘下になっているので当然と言えば当然ですが)。

 

このように、ネット配信サービスを活用した「見逃し視聴」やオリジナルコンテンツの製作というものが増加しているのを知ると、やっとテレビ局もちゃんとしたネット活用をしはじめたのだな、と嬉しくなります。

 

ジャニーズ問題

とはいえ、コンテンツのジャンルに関わらず(映像でも音楽でも)ネット配信において気になることもあるのです。

それが「ジャニーズ問題」。

周知のとおり、ジャニーズ事務所は自社タレントが関わっているコンテンツのネット配信に消極的です。

レコチョクなど、ガラケー時代から続く着メロサービスに対しては楽曲のネット配信を認めていますが、iTunesでは一切ジャニーズ楽曲は配信されていません。

統計を調べたことはありませんが、恐らく音楽プレーヤーとして最も利用されているのはiOS搭載のデバイスのはずです。それなのにiTunesでジャニーズ楽曲が配信されていないというのは、既得権益の確保という面もあるのでしょうが、やはりジャニーズがネットを嫌っていることの表れでしょう。

ソニーミュージックの楽曲が長い間iTunesで配信されなかったのも、既得権益から抜け出せなかったからだと思います)

 

ジャニーズのネット嫌い

ジャニーズのファンでなくても気づくことですが、ジャニーズは極端にタレントのネットでの露出を嫌がります。

たとえば、ジャニーズタレントが主演のドラマや映画のニュース記事がネットで公開されても、記事の写真として使われているのはジャニーズではない、ということが多々あります。ジャニーズが主演なのに、その主演が写真に写っていないというのは記事としてどうなのか?という疑問もありますが、それが事実なのです。

また、ジャニーズタレントが出演しているドラマ、映画の公式ホームページにアクセスしても、他の出演者は顔写真が使われているのに、ジャニーズタレントは写真が掲載されていない、ということもあります。

有名な話は、木村拓哉が主演を務めたフジテレビのドラマ『エンジン』。ホームページにアクセスし、キムタクが演じている役のところにはF1カーの写真が使われていた、という話です(『エンジン』はキムタク演じる主人公がカーレーサーを夢見るという物語でした)。

最近では、さすがにドラマや映画の公式ホームページであれば、タレントの写真を使っても良いようにジャニーズが方向転換したようですが、先に挙げたネット記事のように、公式ではないものについては、変わらずネットでの露出を禁じているようです。

 

なぜこのような方針なのかと言えば、ジャニーズ事務所が自社タレントの肖像権管理を厳格に行なっているから、という一言に尽きてしまいます。

たしかに、ネット上で公開される画像はコピーが容易なので、そのコピーを基に悪意のある一般人がブロマイド写真を作り、それを公式と偽って販売できてしまう危険性はあります。

許可なくジャニーズタレントを使ったグッズを販売したとして逮捕される人があとを絶たないのも、こういう事情によるものでしょう。

ジャニーズとしては、自社の権利はちゃんと管理しておきたい。その気持ちは理解できます。

 

正規のルートでもダメなのか?

しかしながら、テレビですでに放送されたもの、あるいはすでに公開終了した映画を“公式”にネット配信する場合ですらジャニーズが認めていないのはなぜなのでしょうか?

やはり根底には「ネットで公開されたものはコピーが容易」という心配があるからだと推測しますが、とはいえ、ジャニーズが出演しているコンテンツは需要があります。

あれだけジャニーズファンが多いのだから、ジャニーズ出演コンテンツがネット配信されれば、確実にマネタイズが可能なはずです。

配信サービス側も、その旨みは充分理解しているはずで、ジャニーズ側に交渉しているはずなのです。

にもかかわらず、ジャニーズ出演作品がネット配信されていない現状を鑑みると、ジャニーズ側が頑なにネット配信に反対していることが伺えます。

そりゃあ、ネット配信がされれば、違法な手段でそれをダウンロードし、違法に販売する輩は出てくるでしょう。しかしながら、違法ダウンロードによる損害と、正規のネット配信から得られる収益とを天秤にかけたとき、本当に前者が上回るのでしょうか。

音楽コンテンツの世界では、ネット配信がCDの売上に負の影響を与えたという因果関係は認められなかった、というデータが存在しています。このことから、ネット配信が既存のビジネスモデルのデメリットになるという考えに有効性はありません。

 

であるならば、ネット配信を行なわないジャニーズは「前時代的」と言うほかない気すらしてきます。

 

早くネットで観たいジャニーズ

僕自身、ジャニーズタレントが大好きです。ジャニーズに関わらず「アイドル」という存在が好きなのですが、べつにモー娘。やAKBのように女性アイドルだけが好きなわけではなりません。一番好きなアイドルはSMAPだし、嵐やTOKIO近藤真彦だってある程度語れることができます。

だからこそ、ぜひともジャニーズには自社タレントが出演している作品のネット配信、ジャニーズ楽曲のiTunes配信を認めてほしい。

ファン心理からの意見だけではありません。先述のようにジャニーズ作品はとてつもない需要があります。現在でこそジャニーズ作品の優位性は低下してしまいましたが、ジャニーズが主演を演じている作品というのは、つねに話題となり、反響が大きいものでした。必然的に制作費も多く確保され、他の役者さんも実力のある方々が集まり、コンテンツとしても良質でした。

そのようなコンテンツが放送後あるいは公開修了後になると、DVDを購入するかレンタルするかしないと楽しめないというのは、あまりにもったいない。

 

配信サービス側としても、ジャニーズ作品の配信が可能となれば、いままで会員ではなかった大勢のジャニーズファンが会員となり、収益の向上も果たせます。

収益が増えれば、そのぶん新たなサービスに回せる予算も増える。極論ですが、各サービスがそのような状況になれば、コンテンツ産業全体の発展にもつながるはずなのです。

言ってしまえば、ジャニーズの動向次第でコンテンツビジネスの趨勢が変わってくるのです。

 

というわけで、僕は映像にせよ音楽にせよジャニーズ作品のネット配信を望んでいます。

とりわけ、木村拓哉主演『華麗なる一族』、長瀬智也主演『池袋ウエストゲートパーク』『ハンドク』、草彅剛主演『フードファイト』、長瀬智也岡田准一主演『タイガー&ドラゴン』あたりがHuluで観れるようになったら泣いて喜びます。